私たちは、無垢材や塗り壁などの自然素材にこだわります。
無垢材はひとつひとつ材質が異なるので、
木の特徴や乾燥の具合などしっかりと見極めることが大切です。
それは大工として培った「木の目利き」の技能が生かされてこそ、
木のぬくもりや美しさ優しさが伝わる住まいができます。
量産される家には、「新建材」の工業製品を使う場合が多く、
長い歳月によりだんだん劣化し美しさを失っていきます。
一方、手作りの家は歳月とともに無垢材の味わいが出て「経年美」が増します。
使用する木は、地元で育った木を使うのが一番。
地元の気候や風土に合った性質を持ち、
木を運ぶ距離も短いためその分Co2が抑えられ、地元の山々の環境維持にも貢献します。
これからは「省エネ」が義務化されていく時代です。
機械的に省エネを実行するのも1つの方法ですが、それにはイニシャルコストがかかりすぎるのが課題です。
私たちは、最新の機械設備に頼るのではなく、
設計の段階で省エネを可能な限り実現できるよう努めています。
例えば、
立地条件に対して風の流れや陽あたりを効果的に取り入れる家づくりを実践し、
空間と設備のバランスがとれた住宅を提供できます。
その結果、月々の光熱費が節約でき時代に合ったスマートで賢い暮らしを実現できます。